西予市野村町は、愛媛県におけるノルディック・ウオークのメッカ!! 『のむらノルディック・ウオーク夢クラブ』の皆さんを中心に、ノルディック・ウオークによる健康づくりがすすめられています!!
このきっかけになったのは、NPO法人えひめ高齢者ヘルスプロモーション研究会が主催した事業『西予市野村町リアイアブルタウン事業』でした。この事業は、町にCATV回線を引くにあたってITを用いた健康づくりをすすめた事に発端があります。
西予市野村町・愛媛大学医学部・野村病院・NPOが連携し、ITを使用した健康づくり事業が始められました。その中の運動指導事業は松本陽子先生が関わり、3か月の事業期間、ノルディック・ウオークと筋力トレーニングを行いました。週に2回の体操教室+ノルディック・ウオークを行った結果が下記のとおり



3か月ノルディック・ウオークと筋力トレーニングを徹底して行うことにより、様々な体力測定項目がアップしたのですが、それとともにカラダの中身も改善していました。
この事業を通して、参加者の方の体力がとてもアップし、メタボも改善するという素晴らしい効果を得る事ができ、これをきっかけにノルディック・ウオークによるまちの健康づくりが始まりました。
この事業の成功の秘訣は、松本陽子先生の指導力、保健師の滝上さんの熱心なリーダーシップがあった事というのが一番ですが、それとともに、やはり高齢者が多い地方では、膝・腰の負担の事も考えるとノルディック・ウオークは取り組みやすく効果バツグンでした。また、ノルディック・ウオークだけではなく平行して足と体幹の筋力トレーニングを徹底させた事も成功のカギですね。

この成功を一過性のものにしないために、野村町いきいき健康大学を設立し、そこで運動を継続しました。
熱心な取り組みはその後も続き、ノルディック・ウオークの専用ロードをつくったり、町の事業から独立して、のむらノルディック・ウオーク夢クラブということで住民の力で健康づくりが始められたり、ノルディック・ウオーク大会の実施などなど、ノルディック・ウオークを通じてまちの健康づくりが現在もすすめられています。