おすすめノルディック・ウオークポール

ノルディック・ウオークポールの種類について

ノルディック・ウオークは元々北欧のノルディックスキーの選手の冬場のトレーニングとして始まったと言われています。ノルディック・ウオークのポールは様々なタイプのものがありますが、今、日本でよく使われているものは大きく分けて2種類あります。従来からあるそのヨーロッパ型のものと、一般の方が使いやすいように開発された日本型のものです。この二つの種類の最も大きな違いは『持ち手』で、その違いにより、おすすめしたい方が異なってきます。

このページでは、様々なポールについてご紹介します。

幅広い層にオススメ!多くの人にイチオシポール

持ち手が肝心!

ほとんどの人にオススメなのが、この持ち手のポールです。

何が良いって、まずギュッと握らなくて良いから、肩こりになりにくいしラクチンです。またご高齢の方ですと、他の持ち手の場合手首に負担がかかってしまったりするのですが、こちらのポールだと関節にも優しいのです。

 

この素晴らしい持ち手のポールでかつ丸いポール先を選ぶと、真っ直ぐにもつけるし、斜め後ろにもつけるという利点があります。

 

 

これは実はとっても大事にことで、これにより

①軽いトレーニング用にも使えるし、お膝や腰などが少し痛い方などにもオススメできる

②滑りやすい路面・アスファルトと地面の状態に合わせて角度を変え使用できる

この②の路面によってつき方を変えることができるというのは、意外と重要なのです!

多少、膝・腰が痛い方でも、多くの方は慣れると少し斜め後ろづきの歩き方をされると思うのですが、斜め後ろにポールをつく場合、アスファルトのような地面の場合は快適に歩けますが、砂地や濡れた路面のような滑りやすい地面の場合、まっすぐにポールをつきたい!  

そんな良くあるシーンで、この斜め後ろにも真っ直ぐにも快適につけるポールはとても便利なのです。

実際私も様々なメーカーの様々なタイプのポールを持っているのですが、普段はこのタイプのポールをほとんど使用しています。

この持ち手、実はキザキというポールメーカーさんが開発し、特許をとっています。

最近は、様々なメーカーさんからこのタイプのポールが出ていますので、デザインなどの好みで商品を選ばれると良いと思いますが、本家本元はキザキさんということで、品質も素晴らしくオススメです。

オススメの理由まとめ
  • 手首も痛くなりにくく、肩こりになりにくい
  • ギュッと握らなくて良いから血圧もあがりにくい
  • 膝・腰が痛い方へ、関節の負担を軽減する歩き方ができる
  • 路面の滑りやすさによってポールのつき方を変えて歩くことができる

オススメな理由 動画 詳しく知りたいあなたへ・・

この動画では、このタイプのポールの中でも、旅行などに持って行きやすい折りたたみ式のポールをご紹介しています。旅行など持ち運びを良くする方はこのタイプが良いですね。

自宅でしか使わない方は、折りたたみ式より普通のタイプが良いと思います。

こんな方にオススメです。膝・腰が痛い方、健康増進・ダイエット目的の方。

【膝・腰など関節が痛い方】

膝・腰などが痛い方でも、普通にお買い物などができる程度に歩ける方であれば、このタイプのポールをオススメします。

良く、リハビリ歩きにはまっすぐポールをつく・・と、教科書どおりお伝えするとそうなのですが、ほとんどの方が慣れてくると少し斜め後ろづきで歩かれています。その方が楽だからです。

で、その少し斜め後ろづき歩きをするのであれば、このタイプのポールの方が後述のリハビリ専用ポールよりずっと使いやすいと思います。

ポールメーカーによると、ポール先は平べったいのに持ち手がまっすぐのものもありますが、膝・腰が痛い方こそポールに頼る割合が高いと思います。持ち手がまっすぐだと手首が疲れてしまいますので、この斜めになっているタイプの持ち手を強くオススメします!!!

【健康増進・ダイエットが目的の方】

もう、オススメど真ん中の人です!!

トレーニング用には後述の斜め後ろづき専用ポールと思われている方も多いのですが、これは好みによってわかれると思います。

こちらのタイプのポールでも、一般の方が楽しむ程度のトレイルランとかも十分できますし、しっかり斜め後ろについて推進力大きく歩くことも可能です。

手首にも優しく、肩こりにもなりにくく、濡れた路面や滑りやすい路面にも対応するので、ウオーキングがメインの一般の方の特に1本目には、こちらのタイプの方がオススメですね。

リハビリ目的ならこのタイプ

リハビリ目的のポールとなると、ポールの先が変わってきます。平な感じになるのです

このように、先が平な感じのポールは、各社から出ていると思います。

リハビリでなくても、年齢を重ねられて歩行時にふらつきを感じるようになられている場合は、この平なタイプのポールを地面に真っ直ぐについて歩かれると、膝・腰への負担がとても軽減されるし安定して歩くことができます。

ポールの先も重要なのですが、私は一番重要なのは、やはり持ち手だと思います!!

これが、持ち手の上がまっすぐなタイプのポールになると、残念なことにギュッと自分でポールを握らなくてはならなくなるのです。

膝・腰が痛い方の多くは、手首の力の関節も弱い方が多く、これでは疲れてしまいます・・

リハビリ目的の方こそ、一番最初にご紹介した、このスグレモノの持ち手のポールを選んでください!!

そして、さらに、リハビリポールといえば、キザキ社のメディカルポールウオーク!

なんだか、キザキ社のまわしもののようになってしまっていますが、やはりポールといえば品質といい、使う方の身体のことを一番に考えた作りといい、一番のメーカーではないかと思うのです。

左図のように、少し曲がっているのです。この事により、さらに安定性が高まります。また、股関節に痛みがある方などにもオススメです。

トレーニング目的ならこのタイプ

しっかりトレーニングをしたい方用のポールは、このようなタイプのポールです

今までオススメしていたものと違いは一目瞭然!

ポールの先が斜めになっている!! 持ち手が違う!!

これが、元々ヨーロッパで使われているタイプのもので、推進力が増します。しっかりポールを斜め後ろについて、トレーニング歩きをしたい方にぴったりです。

一番老舗としてはレキのポールが有名ですが、各社から色々出ています。値段もポールの材質などによりピンからキリまであります。中には、まっすぐではなくてポールが少し曲がっていて、それにより推進力が増すタイプのもあります。

何より、カッコいいですよね!!